くまもととくさんクラブは熊本県の八代平野を中心とした農業者グループです。

くまもととくさんクラブ

黒砂糖酢農法とは

黒砂糖・酢の作り方

【原料】

1.沖縄産黒砂糖  2.バイエム酵素(島本微生物:滋賀県)  3.大豆煮汁

 

【工程】

水10リッターに対し黒砂糖7kgを煮沸。
30度以下になったところでバイエム酵素200gと大豆の煮汁300㏄を添加し、撹拌しながら約20日間発酵させる。

その水溶液(350倍~400倍)に、米酢の水溶液(350倍~400倍)を加え、葉面散布することにより、

  1. 作物の含糖率を向上させ、窒素過剰型、軟弱成長を解消、耐病性・耐寒性を高める。
  2. 果樹、果菜の果実糖度を上昇させ、品質、食味、糖度を高める。
  3. 培養液中の腐生性有効微生物群は、散布した作物の葉の養生微生物群のフローラーを良くし、寄生性の有害菌の繁殖密度を抑制し、有用微生物群の密度を高めて、発病率を低下させ、作物を健康に育てる。
  4. 培養液中に精製された核酸は、特に作物の耐寒性を強め、葉の若さを保ち、光合成を活性化させて、糖生産を高める。また細胞の主栄養となり、細胞の組織の強化、分裂増殖に働き、成長点を活性化する。
  5. 黒砂糖由来の各種ミネラル、培養液中に生成されたアミノ酸、高級アルコール、酢酸、クエン酸などの有機酸の効果により、作物の病原菌繁殖の抑制作用、抵抗作用による病気・害虫予防効果がある。

と言われています。(農山漁村文化協会刊「島本微生物農法」より)

これらの効果により、農薬の使用を減らして、食味にも優れた作物を収穫することが可能になると考えられます。

その他の資材

グリーンセーフ(植物代謝活性化剤)
[成分] 天然海水・植物エキス由来のミネラル剤。
Mg、K、B、Znなどの他に植物を活性化する超微量ミネラルCo、Ni、Iなど30種類以上が含まれている。
[効果] 植物体内の代謝活性、光合成能力を活性化することで、糖度や旨みなどの品質向上が期待できる。また、体内の免疫力を高め植物の健全性の維持に役立つ。
[用法] 葉面散布は、10日おきに500~700倍で使用。
潅水には、10日おきに1500~2000倍で使用。
[販売] 東京都 エーザイ生科研株式会社
マルイ有機
[成分] 鶏糞100%の有機肥料(有機認証済)
[販売] 鹿児島県 マルイ有機株式会社